Empadronamiento - マドリードの住民登録
¡Hola!
右手でポテチを食べながら、左手でもiPadのロック解除をできるように左手の指紋もipadにキッチリと登録してるセナです。(今さっき、いつか必要な日が来るかもと右足親指の指紋も登録しました。)
ぼくのブログそんなに面白いですか?
トイレのお供として確立されましたでしょうか?
されましたか。
ありがとうございます。
今日はちょっと真面目に、先日行ってきたエンパドロナミエントについて書きたいと思います。
この記事が、これからスペインに長期留学される方の助けになればと思います。
エンパドロナミエントとは
エンパドロナミエント(empadronamiento)
ハリーが唱えても不思議じゃないこの言葉。
エンパドロナミエントとはスペイン語で住民登録のことです。
現地では手続き上は、パドロン(padrón)と呼ばれています。
今回ボクはスペインに滞在するためにマドリードの住民登録をしてきました。
以下はその手続きの説明です。
その前に
スペインに180日以上の長期留学される予定の方は、在日スペイン大使館にパスポートを預け、パスポートに90日間だけ有効の渡航ビザを添付され返却されます。
その際に、在日スペイン大使館からこう言われるでしょう。
「スペイン領土に入国してから、1ヶ月以内に、住居を定めた都市の管轄の警察署を通じて、学生査証(Tarjeta de Estudiante)の交付を受けるための手続きを行ってください。」
これだけ聞くと、「とりあえず入国したら警察署に行けばいいんだな。」と思いますが、
道のりは長い!!!
まず、警察署には3回は行くことになると思います。
あと、効率よく物事を進めていかないと1か月以上かかります。
ボクはスペインに入国してから1週間は、すぐには滞在都市のマドリードに入らず、バルセロナで観光したり、タラゴナにある大学で授業を受けるなどしていました。
マドリードについてから、1か月以上かかるというその事実を知ったときは、
え!!福山雅治、結婚したの!?!?ってくらい焦りましたね。
でも、大丈夫です。
なぜ大丈夫なのかは、また違う記事で話したいと思います。
そもそも、学生査証とは、日本で言う外国人さんがたまに持っている在留カードです。
こっちではNIE(Número de Identidad de Extranjero)というカードで、
学生査証(Tarjeta de Estudiante)という滞在資格のNIEのカードがもらえると思ってください。
この学生査証(NIE)の取得に当たって、滞在都市の役所に行って住民登録をする必要があります。
*警察署でもらうリストには書いてないと思いますが必要です。
警察署でNIEの申請リストをもらいに行った時の話、NIEの申請の時の話は別記事で書きたいと思います。
手続きの手順
以下はマドリードでの手順です。
1.Padrónのcita(予約)をします。
Citaをしないと取り合ってくれません。
直接行ってもダメですし、語学がままならないと思いますので、ネットで予約しましょう。
なので、パソコンやスマホ、タブレットのいずれかは留学先に持っていったほうがいいです。
あと、USBメモリがないと、宿泊先にプリンターがないときに困ります。
Googleで「madrid padron cita previa」で検索すると一番上に出てくるサイトで間違いないと思います。
もしくはこちらから直接→ https://www-s.munimadrid.es/CitaNet/Principal.do
①Pedir Cita Previaをクリックします。
ひとつ下のBuscar Cita Previaは日付と時間帯を入力すると、その日付と時間帯に対応するお勧めの役所を表示してくれます。
②Padrónを申請する場所と時間を決めます。
下記のように選択肢を選んでください、
今回はOficina(役所)は"OAC MONCLOA ARAVACA"で説明したいと思います。
なので、"OAC MONCLOA ARAVACA"がお勧めです。
③個人情報の入力
場所と時間を確認し、情報を入力したら"Continuar"を押す。
④予約の確定
打ち込んだ情報が間違ってないかの確認画面がでるので、"Crear Cita"を選び、
次のページで確定した情報が出るので"Finalizar"で終了です。
直にメールが届くと思います。
2.並行してNIEの申請のCitaを取り付けておく。
住民登録の日にちが決まったので、それ以降の日に警察署で行うNIEの申請のCita(予約)を取り付けましょう。
これに関しては別記事でいつか書きます。
3.Padrón申請の当日に必要な資料をそろえる。
他のスペインにお住まいの先輩方のエンパドロナミエントの紹介しているブログ記事をざっと見た感じでは、ホームステイの滞在形態でマドリードの住民登録をしている人はいないと思いますので、参考になれば。
必要な書類は
- 申請用紙(https://sede.madrid.es/UnidadesDescentralizadas/UDCEstadistica/TramitesMunicipales/Ficheros/Hoja%20padronal%20programado3.pdf)
- 自分のパスポート原本
- ホストの方のDNIのコピー(表裏)
- その家の公共料金の明細をなにか一つ
以上の4つがあれば大丈夫です。
申請書は、下のホームページの下の方にある"Modelos de formularios"からダウンロードできます。白黒印刷でOK!
緑枠を自分で埋めます。複数人同時に申請することもできます。人数を右上に書きます。
PDFファイルはPC入力できるようになってますが、手書きでもいいです。出力するのに、プリンターが必要なので滞在先にない場合はUSBメモリにファイルを移し、文房具屋などで出力します。
オレンジ枠をDNIのコピーをくれるホストに空欄と直筆サインを書いてもらいます。
最後の緑枠に自分のサインをします。漢字でOKです。
手書きでもいいのは、当日、この紙を渡すと役所のスタッフがこの紙をみながら、パソコンで情報を入力するからです。後の箇所は埋まってなくても、向こうが補ってくれます。ホストの欄がサイン欄が重要です。
ホストの方にDNIのコピーをもらってください。白黒で十分です。
ボクは両面コピーで表裏を渡されたので裏面が不要かどうかはわかりません。
公共料金の明細はその人の名前で払っているものを持って行った方がいいです。
ボクは右の電気代の明細を持っていきました。
4.当日:役所にむかう!!
"OAC MONCLOA ARAVACA"の役所は地下鉄モンクロア駅(3・6番)の真上にあります。
この丸い建物がそう!!
向かいには凱旋門があります。
玄関を入ると荷物検査。
ここまでで迷った方、家に帰れますか?大丈夫でしょうか。
玄関すぐの受付で整理券をもらってください。
”P16”"P38"と書かれた整理券がもらえます。
PじゃなかったらPadrónじゃないので、間違ってます。
でも、間違っててもたぶん問題ないです。
で、時間なんですが、
予約の20分前に着いても、整理券くれません。
「10分前になったら取りに来てもいいよ」と言われるので、予約時間ギリギリの来庁で問題ないです。
受付の左の廊下の先にカウンターがあります。
順番を待ちます。(ボクは12:20に整理券をもらい、12:45くらいに呼ばれました。)
カウンターで用意していた4点を渡し、5分もしないうちに住民票がもらえます。
以上が「マドリードでのエンパドロナミエント」です。
簡単ですよね!!
ほかのモンクロア以外の役所、ほかの都市は参考の予定の方は参考にならないだろうことご承知ください。
今日は住民登録の手続き方法について紹介しました。
この記事書くのにラグビー見てたり、ご飯たべてたってのもあったけど、6時間費やした!!!!
肩こった~!!!!
ちょっと休んで勉強したいと思います。
Hasta luego.